5月~8月のテーマ<人間と心> 課題本の紹介
『曠野の花』 5月9日・土
日露戦争前夜、満州を舞台に情報活動に従事する著者の手記。
毎日出版文化賞
ロシア研究の必要を痛感した石光陸軍大尉は明治32年、ウラジオに上陸する。ロシアの進出著しい、黒竜江、松花江の奥地に潜入、菊池の変名でハルピンに開いた写真館の経営は成功した。人情に厚い馬賊や日本娘たちが満州の曠野に散っていく。そして日露の国交には緊張が加わる。毎日出版文化賞受賞
『生物から見た世界』 6月13日・土
動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界―環境世界を知る古典。
甲虫の羽音とチョウの舞う花咲く野原に出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動で作り出す(環世界)の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界を知る旅にいざなう。行動は刺激に対する物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、今なお新しい科学の古典。
『貧困の克服―アジア発展の鍵は何か』
7月11日・土
社会的発展とは何か、自由とは何か、平等とは何か、貧困とは何かの根源を問う。
貧困・飢餓等を論じる「人間の安全保障」の厚生経済学と倫理学、社会的選択の理論について。経済学と哲学の橋渡しを果たしたと言われており、この本は「社会的発展とは何か、自由とは何か、平等とは何か、貧困とは何か」など「現代民主主義再生にとっての根源的問い」の4つの講演 論文ー経済、政治、哲学、公共政策について、ノーベル経済学賞受賞のセン教授の展開されたものです。
『「里」という思想』 8月8日・土
グローバリズム化は「ローカル」を次々に解体した。今、「ローカル」を見直す必要がある。
世界を席巻したグローバリズム化は、「ローカルであること」を次々に解体していった。たどり着いた世界の中で、人は実体のある幸福感を感じにくくなってきた。競争、発展、開発、科学や技術の進歩、合理的な認識と判断―私たちは「近代」的なものに囲まれている。必要なのは実態のある幸福感、そのために、人は「ローカルであること」を見直す必要があるのだ。グローバル化された社会へ警鐘を鳴らす、未来に向けた哲学的論考。
・興味のある課題本の時だけでも都度参加できます。
・本格的な読書を楽しみたい方に
「本格的読書」を楽しみたい皆様には、「古典:グレート・ブックス」
プラス「現代の名著」を対象にする読書です。
2009年5月~8月の資料費:
全4回参加者1,000円、 都度参加1回300円
問合せ・申込み先:
NPO法人 名著セミナー 事務局
E-mail tadmurasan@nifty.com

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