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2008年10月 7日 (火)

第3回“名著セミナー”講演会の内容

第1部 講演「医療と医学のはざま」   13001420

講師: 村上陽一郎先生(東京大学名誉教授)

要旨: 医療という行為は、恐らく人類の発祥とともに生まれたと推測される。ここで医学というのは、近代西欧の科学に基づく医療を指すことにする。その医学の出発点を、デカルトの生体機械論に求めてみよう。デカルトは、「もの」の集合体として、生体を理解した最初の一人だった。そして後年、自然科学が成立したとき、それはデカルトの「もの」という概念にのみ立脚した知的営みとなった。現在の医学はその意味で、「もの」の学問であり、医療である。しかし、人間が、それだけで片付かないことはデカルトも承知していたし、現在でも、事態は変わっていない。この医学をはみ出した部分の医療とは何なのか。その点を探ってみたい。 (参考:デカルト『方法序説』岩波文庫)

第2部  パネル・ディスカッション

日常の目・科学の目」

14:3016:00

司会者 : 宮原忍 (NPO法人名著セミナー 理事長、横浜市立大学元教授)            

パネリスト: 半田智久 (静岡大学教授)、

木谷卓矢  (横浜市大医学部学生)、

高市江実子(横浜市大医学部学生)、

内山信成(NPO法人名著セミナー理事)、

浅岡茜  (NPO法人名著セミナー理事)

   

要旨日常の目と科学の目はどこに違いがあるのか、その違いをどう考えればよいのか。メンデルの「植物雑種の研究」とパストゥールの「自然発生説の検討」(いずれも岩波文庫)を、上の視点で、学生と市民が読み、話し合う。

空席がありますから、当日、直接お入り下さい。

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