設立趣旨書
設 立 趣 旨 書 (1)
発起にいたる動機と経緯
私達は横浜市中央図書館で2001年より始まった横浜市大医学部協力で医学生と共に〈生命と倫理〉に関連した名著を読むグレートブックス・セミナーと、NPO横浜教育支援フォーラム主催の教職員と共に〈教育〉に関連した名著を読む同セミナーに参加してきました。
グレート・ブックス・セミナーは、米国では大学の教養部門や生涯学習教室として普及しています。
(松田義幸ら著『グレート・ブックスとの対話』)
それを日本の市民用として読書対象を古今東西の名著に拡げ、著書の重要な内容への質問を事前に進行役が用意し、参加者は質問に意見を書く為に著者と対話するほど読みます。その質問に意見を書くことが深い読書となり、著者の英知を深く味います。回答は事前に提出します。セミナー当日はその回答を基に仲間とそのテーマについての対話を楽しみます。
この市民用に創設された横浜中央図書館方式が、このセミナーで定着しました。この方式の読み・書き・対話する新しい読書法は、心の機能をフルに使うため、人間を育て・力づけ・癒す力があります。
その効果は市民と学生に5年間で実証されました。
それを拡げる為に私達は、2004年度に市民の会を立上げ、テーマ〈人間観―心〉を発足させ、2005年度春季は〈生命と倫理〉を市民と医学生等と実施しました。05年度冬期は〈心と英知〉を予定しています。我々のグレートブックス・セミナー横浜・市民の会を今回、名著セミナーと改名しました。
「名著の力」と「新しい読書法の力」
名著をじっくりと読むことが人間と社会が幸せになるために必要と考えます。それは人間を育てるからです。その教養は単なる知識ではなく、高度専門職業人になる為の良き人間力をつけることであり、幸せな市民になる方策であり、医学生と一般市民が一緒に名著をじっくり読むこの経験で、その良さを参加した皆が実感しました。
名著の英知と力で、市民の充実感を自ら獲得するこの運動を、社会に普及させたい、輪を拡げたいと思います。この活動を継続発展させる為には、主催する組織が信頼できる必要があります。それを我々が実感したため、特定非営利活動法人名著セミナーの設立を希望しました。(続きを読む)

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